□理念と方針=数学がわかる、好きになるには
数学がわかる、そして好きになるにはどうすればよいでしょうか。それは、やはり自分にあったレベルを自分が理解できるスピードでしっかりと学習することが大事です。
数学では、まずは、①計算のしかた、方程式の解き方、各種の公式等を理解し、そして暗記する(←これダイジです)段階。次は、②それを自分の中に定着させるための反復演習する段階。そして、③それを利用しての基本的な重要例題を学習する段階。最後に④応用力をつけるために応用問題を演習する段階。となります。算数、数学が苦手という子は①で理解はできたが、暗記せずに②に入り間違いが多く嫌になってしまう場合や、②の反復練習を疎かにして定着しないまま③に入りわからなくて点数が伸びずにモチベーションが下がってしまう場合などがあります。また逆に数学が得意な子でも③まで順調にいって④の学習をして応用力をつけたいのに学校などで延々と②や③をやらされて暇を持て余して伸び悩んでしまうこともあります。
指導する側が子どもたちの現在のレベル、そしてどの段階で立ち止まっているのかを見極めて、その子にあった学習速度で勉強させてやることが大事になります。それがわかれば、後は子どものわかった気持ちを大切にしてていねいに指導していくだけです。